カメラを構えるということ
ちょっとこのブログの方向性とは違ってしまうけど。
今日、ある下町に撮影散歩しに行ったのだが……。
撮影禁止なの知らなかったのはこっちが悪いのかもしれんが「なんでカメラ持ってんの?」は無くないか?
— またカメラ買った (@n_yqnyqn) 2018年11月30日
あるお店(道路に面したお惣菜屋さん)で店員からめっちゃ強気で畳み掛けられて楽しい気分が台無しに。
一緒にいた人のおかげでまあ、再び楽しいモードにはなれたのだけどやはりモヤモヤとしてしまうので色々と考えた。
撮影禁止であることの伝え方をもっとどうにかすべきだとは思う。張り紙にも気付かなかったし、注意するにしても柔らかい伝え方というのがあるだろう。
それに検索してみると、カメラを持って店の前を歩いているだけで怒鳴りつけてくることもあるそうで……。流石にひどいとは思う。
ただ、例の店がどうこうという話は置いておくにしても、写真を撮るということ、カメラを構えるということについては少し考えないといけないなという気持ちにもなった。
町で写真を撮れば誰かしらの顔は写ってしまうだろうし、人が写らないように配慮したところで、写っている家は確実に「誰かの家」だったりする。
例えばの話、町中で写真を撮ったら「誘拐され監禁されているところ命からがら逃げ出した人」が写ってしまっていて、その写真をネットに載せたところたまたま誘拐犯に見つかって、場所が特定されて再び誘拐されてしまうということもあるかもしれない。
そもそも人にカメラを向けるということ自体、攻撃的な行為でもある。
だからといって町中で写真を撮ってはならないなんてことになったら、何かを記録することも困難になるわけだ。
特に観光地なんてのは写真を撮られて当たり前だ。
だけどそこに住んでいる人の暮らしにも配慮しないといけない。
オチ、というかうまくまとめることはできないが、カメラを持つのであればマナーというものをしっかりと考えなくてはならないなあと改めて思った。